かつて日本有数のマンガン鉱床だった野田玉川鉱山を観光坑道として公開。
地下400mからやってきたマネキン地下アイドル「MANGAN BOYz(マンガンボーイズ)」が出迎えます。
採掘作業の様子を機械や人形で再現しているほか、世界各国のさまざまな宝石の原石、鉱物、さらには化石も展示しています。
深く永い眠りから覚めた『バラ輝石(学名:ロードナイト)』は、職人により丹念に磨き上げられ「マリンローズ」として生まれかわります。ミュージアムショップてしごと屋では、マリンローズジュエリーや天然石をお求めになれます。
坑道内の気温は年間を通して10~12℃前後なので、暑い時期は涼みに来るのもおすすめ!
またオリジナルマリンローズジュエリー作り体験もございますので、お問合せください。
〔ジオサイト〕野田玉川鉱山跡(のだたまがわこうざんあと)
かつて日本有数のマンガン鉱山として知られていた野田玉川鉱山の坑道は、地下420m、総延長はおよそ28kmに及びます。そのうち現在公開しているのは約1.5km。
乾電池などに利用されるマンガンは単体では産出せず、軟マンガン鉱などのマンガン鉱物として産出します。これを採掘していたのが野田玉川鉱山でした。マンガン鉱物種が主ではありますが、100種を越える鉱物が産出されていました。野田玉川鉱山は新鉱物「原田石」の産地でもあります。
ばら輝石はマンガン鉱物がマグマの高温により化学変化して作られた薔薇色の鉱物。ばら輝石はジオと岩手の鉱山の歴史を伝える鉱物なのです。